スーパーの入り口のあたりから、あの甘い匂いがしてくると、もうダメです。
今年も、焼き芋の季節がやってきました。
今年も、焼き芋に負けました
それから、シャインマスカット。今年は豊作らしくて、いつもより値段が下がっている気がします。うれしいような、危ないような。
秋になると、旬のものが食べたくなりますよね。「実りの秋」って、よく言ったものだなと思います。
……と言いつつ、夏も普通に食べていました
正直に白状すると、私、恥ずかしいくらい、いつでも食欲はあるんです。
「夏バテで食欲がなくて、痩せちゃって〜」
一度でいいから言ってみたい。でも今年の夏も、食欲はまったく落ちませんでした。だって普通に、冷房の効いた部屋にいますしね。
ただ、食べる量はやっぱり、夏より秋の方が多いかもしれません。何を食べてもおいしいんです、秋は。
毎年同じことを繰り返しているので、いい加減、理由を知りたくなりました。調べてみたら、いくつか言われていることがありました。
「食欲の秋」は、なぜ来るの?
日が短くなることと、気分の関係
秋から冬にかけて日照時間が短くなることと、気持ちの変化には関係があると言われています。
厚生労働省の「こころの耳」というサイトには、季節性うつ病について「日照時間の短縮が関与しているといわれている『冬季うつ病』の治療には、早朝の数時間にわたって5000ルックス以上の光を照射する光療法が有効とされています」と書かれていました。
これは病気の話なので、「秋に食べたくなる=病気」ということでは、まったくありません。ただ、日の長さが私たちの気分に影響することは、医療の世界でも認められているんだな、と思いました。
「なんとなく食べたくなる」の後ろに、日の短さがあるのかもしれない。そう思うと、ちょっとだけ自分に優しくなれます。
夜が長くなると、食欲のホルモンが変わる
もうひとつ、これははっきりした話が見つかりました。睡眠と食欲の関係です。
厚生労働省のe-ヘルスネットには、「睡眠不足が数日続いただけで食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌は減少し、逆に食欲を高めるホルモンであるグレリンの分泌が亢進するため、食欲が増大する」とあります。
つまり、眠りが足りないと、食欲を抑える側のホルモンが減って、増やす側が増えてしまう。
秋は夜が長くなって、眠りのリズムが変わりやすい時期です。私はもともと眠りが浅くなってきた組なので、これは他人事じゃないなと思いました。
「寒いと代謝が上がるから」は、確認できませんでした
よく聞く「気温が下がると体温を保つためにエネルギーを使うから、食欲が増す」という説明。
今回、公的なサイトで裏を取ろうとしたのですが、はっきりそう書いてある資料は見つけられませんでした。なので、この記事では「そう言われています」とも書きません。見つかったら、あらためて追記しますね。
そして、いちばん大きいのはたぶんこれ
農林水産省のサイトには、食べものには「いちばんおいしくて栄養たっぷりな時期」=旬がある、と書かれています。サツマイモ、栗、柿、サンマ……秋が旬の食材は、本当にたくさんあります。
日照時間とか、ホルモンとか、いろいろ調べましたけど。秋はおいしいものが多い。私の場合、結局これが9割な気がします。
焼き芋とシャインマスカット、実際どれくらい?
好きなものだからこそ、数字は知っておきたい。文部科学省の食品成分データベースで調べてみました。
| 食べもの | 100gあたり | メモ |
|---|---|---|
| 焼き芋 (さつまいも・皮なし) | 151kcal | 食物繊維 4.5g |
| シャインマスカット (皮つき・生) | 61kcal | 廃棄率 0% |
焼き芋は100gで151kcal。おやつとしては、決して軽くはないですね。
でも食物繊維が100gあたり4.5gというのは、なかなか優秀です。便秘に悩んできた身としては、ちょっと味方に見えてきました(便秘に効く食べ物の記事でも、食物繊維の話をしています)。
シャインマスカットは100gで61kcal。意外と低いんですよね。
ただ、気になったのが廃棄率0%という数字。これは「捨てるところがない=皮ごと全部食べられる」という意味です。皮をむかない、種も出さない。
……手が止まらない理由が、公式データに書いてあったようなものでした。
秋に増えた分は、どこかの食事で調節する
正直に言うと、秋は体重、増えます。だって、食べちゃうんだもの。
でも私はもう、「秋だから我慢する」はしないことにしました。何度もやって、何度も失敗してきたので。
かわりにやっているのが、どこかの食事で調節することです。
- 夜に食べすぎた日は、次の日に食べるものを少なめにする
- お昼に食べすぎた日は、夜の主食を少なめにする
やっているのは、本当にこれだけです。
その日のうちに取り返そうとすると苦しくなるので、次の食事、次の日……と、ゆるく帳尻を合わせるくらいの感覚でやっています。
外食した翌日に家のごはんで調整するのも、同じ考え方でやっています(外食との付き合い方)。
どうしても夜に甘いものが欲しくなる日は、牛乳寒天に逃げることもあります。
我慢する代わりに調節する。これが、ゆるっと食事改善で私が大事にしていることです。
おわりに
「食欲の秋」には、日の短さや眠りのリズム、そして何より旬のおいしさという、ちゃんとした背景がありました。
意志が弱いわけじゃなかった。そう思えただけで、今年の秋はちょっと気が楽です。
焼き芋もシャインマスカットも、我慢しません。そのかわり、どこかでそっと調節する。40代・50代の秋は、それくらいがちょうどいいと思っています🍠
【参考】
- 厚生労働省 こころの耳「季節性うつ病」
https://kokoro.mhlw.go.jp/glossaries/word-1535/ - 厚生労働省 e-ヘルスネット「睡眠と生活習慣病との深い関係」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-008.html - 文部科学省「食品成分データベース」
https://fooddb.mext.go.jp/ - 農林水産省「食べ物と日本の四季のつながりを見てみよう」
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/learn/seasons1.html
※この記事は私の体験と、公的機関が公開している情報をもとに書いています。数値は2026年9月時点のものです。体の不調が続くときは、自己判断せず医療機関にご相談くださいね。

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