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「高血圧との向き合い方シリーズ」で、血圧を測る習慣について書きました。
測ること自体は頑張れても、記録するのが面倒でサボりがちになっていた私。
そんな悩みを解決してくれたのが、今使っているオムロンの血圧計です。
記録が、地味にストレスだった
血圧を測ること自体は、慣れればそんなに大変じゃない。
でも、測った数値を血圧手帳に書いたり、スマホのアプリに手で入力したりするのが、地味にプチストレスだったんですよね。
「測ったけど、記録するのが面倒だから今日はいいか」
そんな日が積み重なって、気づけば記録が途切れていることもしばしば。
ネットで見つけた、自動連携タイプ
「これ、もっとラクにならないかな」と思って調べてみたところ見つけたのが、測った数値が自動でスマホのアプリに記録される血圧計でした。
オムロンの血圧計で、Bluetooth機能を使って、測るだけで自動的にアプリにデータが送られる仕組み。
「これなら続けられるかも!」と思って使い始めて、半年以上経ちました。
実際に使ってみて、一番よかったこと
①測るだけでアプリに記録される
これが一番のポイント。
測定後、何もしなくても自動でスマホのアプリにデータが保存される。
「入力する」という一手間がなくなっただけで、続けるハードルがぐっと下がりました。
②グラフで変化が見える
アプリに記録されたデータは、グラフで可視化されます。
数字だけ見るより、グラフで見ると「最近ちょっと高めかな」とか「薬を飲み始めてから下がってきたな」とか、変化がパッと分かりやすい。
これが地味に、続けるモチベーションにもなっています。
③体重計とも連携できる
実はこのアプリ、血圧計だけじゃなくて、対応している体重計とも連携できるんです。
血圧と体重、両方のデータが一つのアプリにまとまって記録される。
別々に管理していたものが一箇所に集まるから、自分の体の状態を総合的に把握しやすくなりました。
「今日は血圧が高めだけど、体重も増えてるな」とか、いろんなデータを横並びで見られるのが、地味に便利なんです。
④お医者さんに、そのまま見せられる
そして、これが一番ありがたいポイント。
通院の時、スマホのアプリをそのままお医者さんに見せることができるんです。
血圧手帳を忘れた日も、メモが汚くて読みにくい日も、もうありません。
アプリを開くだけで、これまでの記録がきれいに表示される。
お医者さんも「おお、ちゃんと記録できてますね」と言ってくれることが増えました。
「測る」のハードルを下げてくれた
血圧管理で大事なのは、継続すること。
でも、継続するためには「面倒だな」と感じるハードルを、できるだけ減らすことが大切だと実感しています。
この血圧計に出会って、「記録が面倒で続かない」という私の悩みが、かなり解消されました。
しかも、血圧だけじゃなく体重も一緒に管理できて、通院の時もスムーズに記録を見せられる。
自分の体のことを、一つのアプリでまとめて把握できる安心感は、想像以上に大きいものでした。
同じように、記録が面倒で続かないと感じている方にこそ、自動連携タイプの血圧計はおすすめです🌷
そもそも、家で測った血圧は「いくつから高い」の?
血圧計を買ってからずっと、私は勘違いをしていました。「140を超えたら高血圧」だと思っていたんです。でも調べてみたら、家で測る血圧には、診察室とは別の基準が使われているんですね。
| 分類 | 診察室血圧 | 家庭血圧 |
|---|---|---|
| 正常血圧 | <120 かつ <80 | <115 かつ <75 |
| 正常高値血圧 | 120-129 かつ <80 | 115-124 かつ <75 |
| 高値血圧 | 130-139 かつ/または 80-89 | 125-134 かつ/または 75-84 |
| I度高血圧 | 140-159 かつ/または 90-99 | 135-144 かつ/または 85-89 |
| II度高血圧 | 160-179 かつ/または 100-109 | 145-159 かつ/または 90-99 |
| III度高血圧 | ≧180 かつ/または ≧110 | ≧160 かつ/または ≧100 |
つまり、家で135/85を超えていたら、もう高血圧。診察室の140/90より、上も下も5ずつ低いんです。「家だから少しくらい高くても」ではなく、むしろ厳しめでした。
家庭血圧135/85mmHg以上が、脳卒中や心筋梗塞にかかる率を2〜3倍にも増やす危険な高血圧です。
日本高血圧学会「家庭で血圧を測定しましょう」
2〜3倍。数字で見せられると、やっぱり怖いです。高血圧の怖さを調べまくった話でも書きましたが、自覚症状がないまま進むのがこの病気のいちばん厄介なところなんですよね。
正しい測り方、実は細かく決まっていました
お恥ずかしい話、私はずっと自己流で測っていました。日本高血圧学会のリーフレットには、こう書いてあります。
- 朝は起床後1時間以内、朝食前・服薬前に測る
- 晩は就寝直前に測る
- トイレを済ませ、1〜2分椅子に座ってから測る
- 1機会に原則2回測定し、その平均を取る
- 週に5日以上測定した結果を主治医に見せる
私は朝、起きてトイレに行ったあとすぐ。夜はお風呂上がり直後を避けて、寝る前に測っています。なんとなくそうしていただけなのですが、偶然にも推奨とほぼ同じでした。ここはちょっとほっとした。
でも「1機会に2回測って平均」は、正直はじめて知りました。私、ずっと1回で終わっています。
そして「週に5日以上」。……正直に書きますね。私は週3回くらいです。しかも薬をもらいに行く日が近づくと、急に意識して測り出すタイプ。血圧計を買って測る習慣は続く?にも書きましたが、血圧手帳を真っ白のまま先生に出すわけにはいかないので……。
測り方を変えるのにお金はかかりません。まずは「2回測って平均」から直してみようと思います。
なぜ「上腕式」なのか、学会がはっきり書いていました
血圧計を選ぶとき、手首式と上腕式で迷う人は多いと思います。私も迷いました。これも学会のリーフレットに、一行で書いてありました。
上腕血圧計を選びましょう。
日本高血圧学会「家庭で血圧を測定しましょう」
手首式はコンパクトで魅力的なのですが、推奨されているのは上腕式。私が使っているHEM-7600Tは、その上腕式です。しかも本体と腕帯が一体になっていて、チューブがないタイプ。
| 項目 | HEM-7600T |
|---|---|
| 測定部位 | 上腕式(カフ式) |
| チューブ | なし(本体・腕帯一体型) |
| 適応腕周 | 22〜42cm |
| 本体質量 | 約240g(カフ含む) |
| スマホ連携 | Bluetooth対応 |
チューブがないと、とにかく巻くのがラクなんです。腕を通してキュッと留めるだけ。片付けるときも、チューブがぶらさがらない分スマートに置けます。毎日のことなので、この「ちょっとラク」が地味に効いてくるんですよね。
「白衣高血圧」と「仮面高血圧」、どちらも測らないと分からない
私は、病院で測ると家より少し高くなります。「ちゃんと測らなきゃ」という意識が入っちゃっているのかなぁ。
調べてみたら、これにはちゃんと名前がついていました。
- 白衣高血圧……家庭血圧は正常なのに、診察室で高くなるタイプ
- 仮面高血圧……診察室では正常なのに、家庭血圧が高いタイプ
学会によれば、白衣高血圧は「今のところ問題ありません」。ただし将来、持続性高血圧を発症する危険性もあるため、定期的に受診し検査を受けましょう、とのことでした。
そして怖いのは、逆の仮面高血圧のほうです。
仮面高血圧は家庭血圧を測定していなければ見逃されてしまいますが、危険度は持続性高血圧と同じかそれ以上です。
日本高血圧学会「家庭で血圧を測定しましょう」
病院でしか測っていなかったら、そもそも気づけない。健康診断で高血圧と言われた日のことを思い出しても、年に一度の健診だけでは分からないことのほうが多いんだと思います。これが「家で測る」いちばんの理由でした。
冬になると、同じ人でも数字が変わります
もうひとつ、測り続けて初めて分かることがあります。季節です。
日本高血圧学会と日本循環器学会は、連名で「冬こそ血圧朝活!」という緊急声明を出しています。そこに、こんな数字がありました。
室温10℃低下で朝の血圧が約8mmHg上昇
日本高血圧学会・日本循環器学会 緊急声明「冬こそ血圧朝活! -冷えとヒートショックから命を守るために-」
8mmHgって、けっこうな幅です。声明では、起床前後の室温を18〜22℃以上に保つことがすすめられていました。詳しくは気温が下がると血圧が上がる?に書いています。
冬の朝に数字が上がるのは、気のせいでも体調のせいでもなく、寒さのせい。それが分かるのも、毎日の記録が残っているからでした。
参考にした資料
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「高血圧」
- 日本高血圧学会「家庭で血圧を測定しましょう」(家庭血圧の正しいはかり方)
- 日本高血圧学会・日本循環器学会 緊急声明「冬こそ血圧朝活!」
今回使っている血圧計はこちらです👇
※この記事は私の体験談です✨
血圧計選びの参考の一つとして読んでいただき、ご自身の健康状態については医師にご相談くださいね。


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